夜をぶっ飛ばせの日々
12/17-12/20/2001

12/17(月)2001 晴
草臥れてよれよれになってくるとろくなことはないというお話。
何時倒れてもおかしくない、けれども実際に倒れることは決してない超絶的に多忙な日々がほんの一段落いや一読点くらいし、久し振りに早めに帰路に着いたのである。各駅停車十五駅の私鉄の混雑に耐え、地下鉄に乗り換える。二駅で自宅最寄り駅である。
ところが思いの外我が身体は疲労に蝕まれていたらしい。ほんの僅かの間に意識を失うかの様に寝入ってしまった。停車の気配に気が付くと目的の駅ではないか。朦朧とした頭と鉛の様な身体を抱えてヨロヨロと下車。あれっ俺は荷物を持っていないぞ。振り返るとまさに発車せんとするところ。ノートPCデジタルカメラ携帯電話仕事の資料を内蔵した私のリュックは私を置き去りにして行ってしまったのであった。時は22:30過ぎ。
早速駅事務室に駆け込み窮状を訴える。新横浜で車両検査をしてもらうというので、発見されたらすぐに取りに向かうべく急いで駐車場に向かい暖機もそこそこに我がMINIを駅の傍まで移動する。
再び駅事務室に戻ると新横浜では発見されず。新横浜までの各駅にも聞いてくれたが何れの駅にも届けなしとのこと。新横浜で見落とされた可能性もあるというが次に検査できるのは終点の湘南台なる駅だと言う。到着は23:30過ぎになるそうだ。
とにかく気ばかり焦ってただ待っているだけなんて状況には耐えられないので湘南台に向かうことにする。しかし湘南台ってのはどこなんだ。地図をめくるがなかなか見つけられない。普段終点から二駅しか乗っていないのだから反対側の終点なんて想像の埒外なのである。しかも地下鉄の路線は地図上にグレーで記されており見にくいことこの上ない。やっとのことで発見して呆然。遙か彼方ではないか。横浜を通り越して藤沢市だ。
もっとも近い道を地図上で見つけようとするが憔悴のあまり論理的な思考能力が失われているのですぐに放棄。勘を頼りに走り始める。エンジンと足回りに謝りながらの荒い運転である。途中コンビニの公衆電話で我が携帯に電話。誰も出ない。我がリュックは車内にあるのか。誰かに持ち去られたのか。
暫く後再びコンビニから電話。数回試した後に繋がった!。「こちらは湘南台の駅です」。何時の間にか23:30を回っていたようだ。リュックも無事であるらしい。0時半までは居るというのでほっとするのも束の間湘南台へひた走る。走っているのは南へ向かう一般道だ。遠回りことは確かだが今から最短ルートを探す余裕はない。ようやく手がかりを発見し、修正しながら走る。思いの外に長い道のり。0:30に間に合うだろうか。
やたらとのろい軽トラや道路工事の片側通行に苛々しながらやっとのことで湘南台駅に到着、駅前に滑り込んだ勢いのままMINIを駐めて駅事務室に駆け込む。時計は0:35を指していた。無事リュックを受け取る。

12/18(火)2001 晴
長いこと洗車というものをしていない。もう三ヶ月にもならんとしている。ので深夜の洗車だ。
青葉区美しが丘(何という恥ずかしい地名だ!)の24時間営業の洗車場に赴き、洗うぞ洗うぞ開始時刻は23時
一撫ででスポンジ真っ黒という前回の教訓を生かし、洗車機の洗剤で洗い流してから改めてシャンプー洗い。しかる後に液体ワックスを掛けて更に水洗いして拭き取りに掛かる。あらゆる工程に小銭が必要なのでトータルでは結構物入りだ。
深夜の作業であるが体を動かし続けているのでそんなには寒くない。しかし洗車場の自販機で購入した拭き取りクロスの性能の悪いこと。一回拭くごとに絞ってやってもかなりの水滴が残るぞ。屋根に残った水滴が気になったので全体を吹き終えた後に再び拭き取らんとする。となにやら白いカスのようなものが出てきたぞ。ワックスの成分が析出してきたのだろうか。ついつい力を入れてゴシゴシとこすってしまう。クロスに水を付けてもう一度拭いてみたところでその正体が判明。なんとだ!。身体はさほど感じないが気温は大分低いらしい。磨き傷を作ってしまったかな。
まあ気にしないことにして給油して帰宅すると午前2時過ぎだった。

12/20(木)2001 晴
の所為で満足に拭き取れなかったため屋根にはかなりのムラが出てしまった。という訳で深夜の洗車第二弾である。
午前1時頃より昨夜と同じ洗車場にて全体を水洗い。そして拭き取りだ。今回は自宅の車用品から探し出したクロスを用いたので大分スムーズだ。
それだけでは労力が勿体ないので車内清掃。掃除機でゴミを吸い取りフロアマットをクリーナーに掛ける。ものはついでで内窓にFoggy Xを塗り込む。終了時刻は午前3時だ。

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