オイル交換に挑戦するぞの日々
09/01-09/10/2000

09/01(金)2000 晴/曇/ちょこっと雨
本日の走行距離計10,699km
8月5日に京都でオイル交換したときが8,593kmだったからもう2,000kmを越したことになる。(MINI日記/東へ西への日々参照)
先日覗いてみたところ、オイルの色は薄茶色というところか。
前回は2,300km走行後だったが、既に真っ黒になっていたものだ。今回は長距離高速走行が主だったから汚れ方が少ないんだろう。
てな訳でまだ慌てる程ではないのだがオイル交換を計画中。前の車での経験から思うに(犬のジョンの前の自動車参照)古い車にはエンジンオイルは何よりも重要だ。MINIなら尚更であろう。
オイル交換、今度は自分でやってみる積りだ。
オイルフィルターその他をThames新潟に注文。あっという間に届く。
けれども別の通販で注文したエンジンオイル(WAKO'S 4CT)がまだ届かない。
工具類もだいたい揃ったけども問題はジャッキだ。
ホームセンターで見たところフロアジャッキはおよそ8,000円。結構な値段だ。それよりも大きさが問題
ジャッキを使わずにオイル交換は可能だろうか。現在情報収集中。
できればグリスアップも一緒にやってみたいがタイヤ外すとなるとジャッキが要るな。車載工具のへんてこなジャッキで作業は危険だろうか。

09/02(土)2000 晴
先日オイルの様子を診たときについでに開けてみたところクーラントがまた減っていることを発見。
京都のメカニック氏の言う通りメルセデスのディーラーに行ってみることにする(MINI日記/東へ西への日々参照)。
島根ヤナセのサービス工場へ行き、例の「クーラントには[アミノ酸系/非アミノ酸系]の2種があり、非アミノ酸系を使わなければラジエータ内部が腐食する」という話をする。
ところがメルセデス純正のクーラントは1種類しかないという。メカニック氏、メルセデスの仕様書と首っぴきで調べる。
結果メルセデス純正クーラントは非アミノ酸系であることが判明。一安心して購入。1.5lで2,500円。確かにちょっと高い。
職場の駐車場にて早速補充。ゴミ箱に落ちていたPETボトルを利用してクーラントを水で希釈、ラジエータに注ぎ込む。
メルセデスのクーラントの説明には「亜硝酸塩を含みません」と書いてある。
化学的なことはサッパリ判らないがこのへんがポイントか?。

クーラント 注意書き

09/09(土)2000 雨
結局フロアジャッキは購入したのである。ホームセンターで5,000円くらい。
オイル交換もグリスアップもジャッキアップせずに出来るという情報もあったのだが、やはり最初だし機械の構造をつかんでおきたい。
朝起きるとである。台風の影響らしい。もう一度寝る。
夕方再び起きると傘が要らない程度の小降り。明日にしようと思わないでもなかったがやっぱり早くやってみたい。
ということで職場の車庫を無断借用してオイル交換に挑む。
MINIは只今故障中!」を参考にして作業を行う。入っていたオイルを抜いたところ真っ黒、ドレンボルトの磁石には鉄粉がいっぱいついている。

ジャッキアップ ドレンボルト

フラッシング用に安売りしていたオイル4lを入れて30分ばかりドライブ。家にドレンワッシャの替えを忘れてきたのでついでに取りに行く。
エンジンが冷えるまで一時間ばかり飯を食いながら待って作業開始。
ジャッキアップしてフラッシング用のオイルを抜き(既に大分汚れている)、螺子を沢山外して犬のジョンのMINIの特徴である黒いグリルを外す。厳しい隙間を通してフィルタレンチを入れ、ビニール袋をかぶせてオイルフィルタを外す。オイルがどよーっと溢れ出す。
新しいフィルタを取り付け、ドレンボルトを締めてWAKO'S 4CTを5l注ぎ込む。このオイルは狐色っぽい茶色なんだね。
作業終了後の感想、意外に簡単であった。初めてにしては上出来だ。 時間は掛かったけれども。
オイル交換時の走行距離計10,894km

グリルなし 外されたグリル

ところで作業終了後、気になることを発見。左側のドアがちょこっとずれている!。ちょっと下がっている感じだ。まさかジャッキアップしたせいではないよなあ。いつの間にこうなったんだろう。受け側の位置をいじれば調整できるみたいだがその螺子は有名なポジドライブではないか。
まあそのうち見てもらえばいいや、ということにして本日の作業は終了。適当に走って帰路に着く。

ドアがずれている! ドア受け金具

09/10(日)2000 雨
再び職場の車庫を拝借し、今度はグリスアップに挑戦。作業の手順は「MINIは只今故障中!」と「とんかつはロースに決まってんだろ!こらっ!の会」を参考にした。
今回は初めてなのですべての作業をジャッキアップしてタイヤを外し、構造を確認しながらやることにした。
まずやりやすそうな左のリアから始める。使うのはKTC製の専用グリスガンだ。ところがグリスがどんどん入って行くばかりでどこからも古いグリスが出てこない。タイヤハウスを覗き込んでみるけども、そこは初めてのこと、どっから出てくるのかも判らず、正常なのか異常なのかも判らない。
とりあえず後回しにして左のフロントの3箇所へ。なるほどこうなっているのか、と思いながらグリス注入。 古いグリスが面白いように押し出されている。けれどもたまたま今回使用したグリスは使用済みのものと区別の付きにくい黒っぽい色だった。適当なところでこれでよしということにして終了。
さてさて今回タイヤを外すことにしたのはついでにローテーションしてしまおうという思惑があったからなのだ。左側グリスアップ終了(一応)後、今度は車載ジャッキを使ってジャッキアップ。これは面白い道具だねえ。片側のフロント、リア両方が簡単に上がってしまう。 タイヤを入れ替えてジャッキを下ろし、ホイールナットを締める。心配性な犬のジョンはわざわざ買ってきたトルクレンチを用いて規定トルク通りに締め付けた。
それで今度は右側。フロントはさっきの通り。そしてリア。おお、今度は古いグリスが沁み出してくるぞ。明らかに左側のときと違う。しかしこの奥のグリスをどうやって拭き取れと言うんだ。また、先述の通り古いグリスと新しいグリスの区別が付きにくいので適当なところでよしとして終了。
ということは左のリアはうまくいっていないということだ。リアはジャッキアップせずに済むのでもう一度やってみる。けれども際限なくグリスは吸い込まれていくが、古いのはいつまでたっても出てこない。これは明らかに異常だろうな。グリスは何処へ行ったのか。いずれにせよ自分では判断不能なのでそのうちどこかの店で診てもらうことにする。
右側もタイヤをローテーションして作業完了。
グリスアップの作業はオイル交換よりは難しかったけれどもそれほど難しくないということが判った。時間はかかったけれども。しかしホイールナット緩めるのは相当な力仕事だな。今度十字レンチを買おう。
適当にちょこっと走って帰路に着く。走った感じは異常なし。
本日帰宅時距離計10,931km

フロントタイヤ外したの図 リアタイヤ外したの図

車載ジャッキでジャッキアップ

 

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