305の会場でクドウさんはひたすら眠り続けたのだった
08/24/2002

08/24(土)2002 曇/晴
朝5時過ぎに目が覚める。我々は路上で全くの野宿をしていたのであるが安売りの寝袋はとても快適だったのでよく眠ることができた。
6:00のオープンに向けてゲートを目指す。富士霊園のあたりまで来ると沢山のMINIが集まっている。気分が高揚していく時間である。昨夜の雨もすっかり上がったFISCOは霧に包まれていた。入場料を払ってゲートをくぐり、沢山のMINIと共に何だか幻想的な感じがしなくもない霧の中を進んでいく。

gatefog

今回クドウさんと私は王様の魚は青いさんのフリマにおじゃますることになっている。出店の準備があちこちで行われているフリマスペースを歩き回って王鯖さんの水色のクラブマンエステートを発見。クドウさんとともに設営を手伝う。程良いところでまずは開店準備中の店を見て回る。掘り出し物があれば早いうちに買ってしまうに限るのだ。私はウインカーのレンズを購入。クドウさんはハイローキットを購入。なんたって帰るまでに取り替えなければ安心して走ることが出来ないのだから。
バン乗りのばた。さんがダッチオーブンでモツ鍋を作るというので手伝う。ばた。さんは飲食に使えそうな水がないといって鍋にロックアイスを投入したりしている。実に奇妙な光景だ。クドウさんと私も七輪で焼き鳥を焼く。炭火で焼いた焼き鳥はとても旨い。今回食材は全てばた。さんが調達してくれたものだ。なんと業務用の生ビールサーバーまで借りてきていた。よく店にある樽とボンベを使うやつだ。屋外で飲む生ビールはとても旨い。のでどんどん飲んで食って酔っぱらっていく。毎回のことながらMINIはあまり関係がないのではないだろうかと思わないでもないが楽しいのでよいのだ。顔や名前を知っている色んな人たちに出会う。そして時間はまだ午前中。

穴ミニとshinopapa号フリマ王鯖号

で、例によって酔っぱらったクドウさんの行動がなんだか怪しくなり、奇声を上げたり頭にビールを掛けたりしていたが、やがて眠ってしまった。まずは椅子で、やがて地面で。こうなると何をしても起きないのである。

眠るクドウさん眠るクドウさん眠るクドウさん
右端の写真は遙か奥の方を見てください。

クドウさんが寝ている間にフリマとかショップ村を見て回るがあまり欲しい物なし。爆音を上げてコースを走るMINIを見たり。いつものことながら何をする訳でもないのに何故だか楽しい時間が過ぎていった。

夕方ようやくクドウさんも起き、終了時間が近づく。いつの間にか王鯖フリマサイトからは誰も居なくなってしまったので自然に店番も兼ねる。何処までディスカウントしていいものか判らないままマフラーとか売る。
イベント事も大体終わったかなというところでクドウさんと私にはやらなければいけないことがある。そう、穴ミニのハイロー交換修理である。ラバーコーンがなかなか外れなかったりどうやっても新たに組んだハイローが入らないのでショックを外さねばならなくなりそのためには燃料タンクを外さねばならなかったりボディに空いた穴にナットが落ちてしまったりしたのであるが、なんとか交換終了。タイヤの空気圧も揃え車高も指2本で揃えて走ってみるととたんに正しい挙動である。なんだか感動的だ。つまり前が如何にひどかったか。

新旧ハイロー新たに組み付け
左の写真、左端に写っているのが新しいハイロー、地面に転がってるのが折れた奴です。先端の丸いジョイントがありません。

ヨーロピの人たちとかと記念撮影して別れ、クドウさんと私、ばた。さん、王鯖さん、とくさんの5人は西湖湖畔のキャンプ場に向かう。またまたばた。さんが押さえてくれたのだ。まだ夕方なので結構人出のある河口湖界隈をMINIを連ねて走るのはとても楽しい。自分のMINIでないのは残念だが人のMINIに同乗し、話しながらというのも悪くない。

ばた。

途中でこの先の旅のためのレンタカー(トヨタカローラ)を借り、キャンプ場に到着。カローラに全員乗って買い出しに出るが、皆エンジンがあまりにも静かで掛かっているのが信じられなかったり窓が電動で開いて驚いたりととても現代のドライバーとは思えない。
この夜はまたも炭火を熾して焼きそば改め燃えそばおよび焼き肉大会となったのであった。

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