救援求むの夜に始まった電気にまつわる問題の顛末
07/01-08/06/2002

07/01(月)2002 晴
23時過ぎに帰宅、いつものように深夜のドライブに出ようとする。ドアを開き、荷物を助手席に置いて窓を開けてキーをひねる。
するとエンジンルームから聞き覚えのあるカチカチカチカチという音。むむむむ決して馴染みにはなりたくないこの音は、バッテリーが圧倒的に弱っているときにスターターリレーが上げる、悲鳴らしからぬ断末魔の音だ。
おいおいバッテリー上がりだよ。一体何故だろう。毎日は無理でも一日おき、せめて三日に一度は動かすことにしているのに。もちろん大した距離ではないから使う電気に充電が追いつかなかっただけかも知れないが。
ともあれどうしようもないので仕事中であることを期待してクドウさんに連絡を取る。この駐車場の人とはまだ誰とも知り合っていないしこんな時間に人はいない。クドウさんは夜通し自動車で走りまわる商売をしているのでこういうときにとても有り難い。
30分程でクドウさんとその自動車が到着。ブースターケーブルでバッテリーを繋いで無事始動したのであった。友人に感謝。
てな訳で簡単に解決したのだけれど一体原因はどこにあるんだろう。どこかがリークしているのだろうか?。

07/12(金)2002 晴
その後普通に走っていたのだが今日もまた夜帰宅してエンジンを掛けんとするとカチカチ山。おいおいまたかよそりゃそうだ。以来何らの対策をとってはいないのだもの。
一時は諦めて部屋に戻るがどうにも悔しいので押し掛けのやり方を調べる。別段難しくはなさそうなので試してみることに。
駐車場から100m程行けば一方通行の広い下り坂なので汗かきながらエイヤエイヤと押していく。車重の軽いMINIのこと、一人でもそうたいへんではないけどこれでエンジンが掛からなかったらどうやって帰りゃいいんだ?。
とにかく坂に到着したのでイグニションをオンにしてエイヤエイヤと押し、勢いがついたところで飛び乗りギアを2速に入れる。 二回くらい試みたところでエンジンが掛かった !。すぐさまクラッチペダルを踏んでニュートラルに入れる。押し掛けは意外に簡単でした。
てな訳で根本的原因追及はまたの機会としてとにかく充電だってなことで小一時間ばかり走り回ったのである。

08/02(金)2002 晴
忙しい日々は相変わらず続いているのであり夜遅くに帰宅、取り敢えずエンジンを掛けてみよう。キーをひねると何の音もなく、チャージランプも風前の灯火。二三回ひねっているとチャージランプすらも点かなくなってしまった。
半ば予想していたことなので慌てることもなく、しかし押し掛けの体力もなく、そのまま帰って眠るのであった。

08/04(日)2002 晴
忙しさも一段落の日曜、クドウさんに再び救援を求めてジャンプスタート。エンジンを切るわけに行かないのでその足でLEAF GARAGEまで行くことにする。
状況を説明してそのまま検査入院。原因はアースにあるのかオルタネータ配線のどこかか?。ちょっとお金が掛かりそうな展開。

08/05(月)2002 晴
LEAF GARAGEより夕方に電話。元凶はオルタネータにありとのこと。オルタネータ及びすっかり弱っていたバッテリーの交換といういちばんお金の掛かるコースになってしまった。

08/06(火)2002 晴
朝、LEAF GARAGEに我がMINIを取りに行く。オルタネータとバッテリー交換でしめて\67,200-。バッテリーは充電しようとしても電圧が上がらず、ヘッドライトでも点けるとまったく充電しない状態になっていたそうだ。毎年305の前になると何かがあるものだ。まあ解決したのでよし。

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