犬のジョンと自動車とのつきあい方はMINIによって何が変わったか
アトランダムに記す。

17. 出来ることは自分でやってみようという気になるのだ。
オイル交換にグリスアップ、サーモスタット交換など。あともちろんタイヤ交換も。取り敢えず出来そうなことは自分でやってみようとしてしまうのがMINIである。でもやってみると楽しいものであるし、自分で出来るところが多いのがMINIを持つ楽しみだ。思えばそれがそもそも正しい自動車とのつきあい方ではなかったか。のジョンは機械にはまったく詳しくないけれども本を読んだりすればある程度の仕組みは理解できるのだ。自動車を持つという夢を初めて叶えたイギリスの労働者のように犬のジョンは整備にいそしむのだ。

16. MINIを所有することは犬を飼うこととよく似ている。
例えば日記なんか書いていると「最近乗ってやることが出来なかった」とか「点検してやることにした」なんて表現をつい使ってしまう。明らかに擬人化した表現だね。これがちょうど飼い犬に対する距離感によく似てるんだ。健康を気遣ったりたまに洗ってやったりね。自動車は嫌がりはしないけれども。11番に書いた、駐車場で離れるときつい振り返ってしまうってのも一緒だね。
そう言えば顔が犬に似ているという話もある(犬のジョンのMINI/似たもの同士(?)参照)。

15. 右折よりも左折が危ない。
一般的には右折が危ないと教習所なんかでは教わるような気がするのだが、実は左折の方が危険なんではないかと犬のジョンは最近考えるようになった。これはMINIに限った話ではないのだがMINIのような自動車に乗っているとよりよく判る。つまり右ハンドル車の運転席は右にあるから当然右の方がよく見えるんだ。また右折が危険という先入観があるから対向車の動きや横断歩道の人なんかよっく注意してる。けれど左折の場合はどうなんだ。左側は遠くて見えにくい上にMINIの場合ルームミラーが視界を相当遮る。左の後ろ側の死角から歩行者や自転車、二輪車なんかが来たらより危険だしね。さらに右折より左折の方が一般的に回転半径は小さいはずだ。ってな訳で犬のジョンは左折が危ないと主張するのである。

14. 追い越されても気にしない。
高速道路では犬のジョンのMINIは120km/hくらいがちょうどよい巡行速度だ。普通に流れの先頭に立てる位の速度だが、飛ばす人たちはもっとどんどん飛ばすので犬のジョンのMINIをどんどん追い抜いていくのである。以前の犬のジョンならそいつを追い抜き返さないまでも少なくともついて行こうとした筈であるが、今はもうそんな気は起こらない。ついて行こうとするとだいぶ無理をすることになるし、120km/hも出していれば体感的にはかなり気持ちよく飛ばしてる感じなので、まあ先に行きたい人は行きなさいよってな気分になるのである。そんなことで思い出した標語「お先にどうぞ、天国へ」。1970年代、犬のジョンが子供の頃に、トラックなんぞに貼ってあったステッカーの文句。

13. 信号待ちでは身を屈めて。
MINIの室内は思いの外広い。それはフロントウインドウの角度が垂直に近く、目の前の空間が広いからだ。しかしフロントウインドウの上端が運転者の頭から遠いということは、車外前方の上方視界が悪いということを意味する。ルームミラーも上方視界をかなり妨げる。ということで信号待ちでは身を屈めて上目遣いで、信号機に目を配ることになる。また素早く発進するためには横側の信号の動向も見逃せない。犬のジョンは横の信号が黄色になったらギアをローに入れ、発進に備えることにしている。

12. 駐車場でクルマを離れるとき、つい振り返ってしまう。
この気持ちはMINIオーナーのみなさんなら分かってくれるでしょう。あなたもついそうしてしまうはず。

11. 洗車などというこれまで考えられなかった行動をたまに起こすようになった。
MINIはある意味工芸品のように美しい。いつもぴかぴかにしておく気はもとよりないが、あんまり汚いのもどうもイヤだ。それに海のそばを走ったりすると錆が心配。てなことでたまには洗ってやることにした。しかし洗いすぎるのも錆が心配ではなかろうか。
まあ、何れにせよ犬のジョンの理想はロンドンの道端に転がっている、適度に草臥れたMINIである。

10. ドライビングシューズを買った。
ご存知のようにMINIのペダルの間隔は狭い。幅の広い靴だと引っ掛かってたいへんなことになるので、ドライビングシューズを買ったのである。

09. なんだか注目されているような気がする。
きっと自意識過剰だ。

08. 車庫入れに時間が掛かるようになった。
ご存知のように低速時のハンドルは重い。また、決してぶつけまいこするまいと誓ったのである。

07. 以前にも増してライトを早めに点けるようになった。
MINIは小さい。そして犬のジョンのMINIは目立ちにくい紺色。ということで早く見つけて貰わなければならぬ。以前からスモール点けるのはどの車よりも早かった犬のジョンであるが、その傾向は強まっている。

06. 目の前にひょこっと飛び出す車が増えた。
MINIは小さい。そして犬のジョンのMINIは目立ちにくい紺色。きっとそのためだろう。因みに強引な運転をするのはメルツェデスとかBMWとかシーマなんかの高級車が多い。高価な自動車に乗ると自分も偉くなったような気がするのだろうか。

05. 音楽を聴かなくなった。
犬のジョンのMINIにはカーステレオはもちろん、ラジオさえ付いていない。音楽好きの犬のジョンには辛いことではあるけれど、当然のことながら音楽は聴けないのである。また、エンジン音に耳を傾けるためにも当面音楽は聴かないことにした。

04. 缶コーヒーを飲むときは、必ず止まってから。
犬のジョンのMINIにカップホルダーなど付いていない。いや、ほんとうは小さなグローブボックスを開くと蓋にカップを置く凹みがあるのだが、これがとても浅くて実用には耐えず。停車中はいいけれど走り出すとひっくり返すこと間違いなし。当然飲むときは車を止めて、となる。

03. 車内での煙草の本数が減った。
当然のことながらMT車の運転中には煙草はなかなか吸えないものである。また備え付けの灰皿は使わないことにしたのだ。あんな小さな灰皿を使い始めると瞬く間にいっぱいになってしまうし汚したくないのだ。と言うわけで備え付け灰皿の中にはフュエルタンクキャップのキー。灰皿用には常に携帯灰皿を持ち歩く。

02. どんなに短い距離でも必ずシートベルトをするようになった。
改めて気づいたことだが、島根県の道路はとても悪い。 ボコボコのデコボコで橋ある毎に段差激しく、マンホールの蓋は盛り上がり、舗装面の穴も珍しくない。
MINIで走っているとボコボコ飛び跳ねハンドルは取られるし、天井にアタマをぶつけそうになる。
最初のうちこの車のシートベルトはなぜこんなにきついのだろうと思ったものだが、緩いと身体が跳ねてしまうのだ。犬のジョンは前から必ずシートベルトをしていたが、前にも増して確実にするようになった。なぜならしていないと安定した運転に支障を来すのである。

01. 以前ほどスピードを出さなくなった。
これはもっとも大きいトピックであろう。ミラージュ時代には下道で100km/h、高速で140km/hが当たり前であったが、MINIにして以来そんなには飛ばさなくなった。
その理由としては、まず物理的にそんなスピードはなかなか出せないこと。そして体感速度が速いため、80km/hくらいも出していれば十分に高速走行を味わえるということだ。
そもそも人が自動車に求める「スピード」とはなんだろう。実際に速度が速いことなのか?。いやおそらくそうではなく「速く走っている感じ」なのじゃないかな。実際に速く走る必要というのはそんなにはないはずだ。
ということで比較的危険が少なく「スピード」を味わえるMINIという自動車は素晴らしい!と犬のジョンは考えるのである。

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