これが部品一式。でもプーリーとカラーは変更の必要がなかったし、ファンベルトについては後述の通り。
07/19（土）2003 晴
距離計は39,964km。久し振りに晴れてやたらと暑い日。とうとう例の計画に着手するのである。そう、使わないなら外してしまえエアコン作戦なのである。こんなにエンジンに負担を掛けそうな装置を動かす気にはならないし、使ってもどうせ効かない。外してしまえばダッシュには広い棚が現れ、プラグの取り外しに苦労することもなく、何キロだか軽くなるはずである。
取り付けるなら兎も角外すなら何とかなるだろうと、毎度おなじみクドウさんに手伝ってもらってやってみるのだ。なんたって外すだけの作業をショップに頼むのは癪だ。エアコンなしに改造する必要部品一式は昨夜購入済みである。
これが部品一式。でもプーリーとカラーは変更の必要がなかったし、ファンベルトについては後述の通り。
クドウさんがやってきて13時作業開始。まずは室内から外していく。パネルを外し、カバーを外してエバボレーターを外す。兎に角どんどん外せばいいから何も悩むことはない。クドウさんはエンジンルーム側で簡単に外せそうなものを外していく。しかし室内とエンジンルームをつなぐアルミの管と格闘していたらとうとう折れてしまった残念。兎に角これでダッシュは穴あき状態になったのである。
日差しが強くとても暑いので、頻繁に休憩を取らねば作業が進められない。さあ、エンジンルーム側に着手だ。見るからにエアコン部品はどんどん外していく。それ以上のところはネット・オークションに出品されていた「外したエアコン一式」の写真のみが参考資料である。エアコン関連のことなどヘインズマニュアルに載ってる訳はないのである。配管類をどんどん外しコンデンサーを外しコンプレッサーを外し、オルタネーターも一旦外す。外し終わった部品一式は段ボール箱二つ分もの分量になった。まあ仕舞うには配管類が融通効かないからだが。
空き箱は近所のスーパーでもらってきた。
さあ外し終わったところでオルタネーター周りの改造である。オルタネーターとコンプレッサーが一緒に留まっていたのが一つだけになるのだからステイを取り替えなきゃならないしファンベルトも二本から一本になるのだ。で、何かと苦労しながらもオルタネーター取り付けまではつつがなく完了。ところがファンベルトがどうやってもはまらない。どうも長さが短すぎるような気がする。しばらくの間二人で悪戦苦闘するがどうもこれはファンベルトが違うぞという結論に達する。1000のエアコンなし用のファンベルトには長さの違う二種類があり、どちらか判らないので店の人がこっちではなかろうかと言う方を買ってきていたのだがどうやらはずれだった模様。
という訳で急いであたりを片づけ、穴ミニに乗って、最寄りのミニショップであるテムズ東京に向かう。いつの間にかもう夕方、環七はだいぶ混んでいる。間違っていたファンベルトを見せて「これじゃない方を下さい」と言って購入。速やかに帰宅する。流石クドウさんタクシー運転手だけあって（現在はハイヤー運転手）抜け道はばっちり。
作業の進行順に並んでいます。随分広くなったものだ。
さあやっとのことでファンベルトを装着。締め込んでエンジン始動。何事もなく無事に掛かった！。何時の間にやらすっかり日が暮れている。急いでフロントグリルを装着し、あたりを一回り試運転。異常なし。今年の夏は暑くなりそうだ。
それから片づけていたら21時になってしまった。大仕事であったが無事終了。という訳で二人で新宿に出掛けてさんざん飲んだのである。エアコンを外すとビールがとても旨い。
